更年期世代の疲れが抜けないときに ― シャシャーンカーサナ(ウサギのポーズ)の効果
こんにちは。八尾・河内山本のヨガスタジオRadianceです。
季節の変わり目や日々の疲れがたまると、「しっかり眠ったはずなのに疲れが抜けない」「なんとなく体が重い」「気持ちが落ち着かない」そんな声をよく耳にします。特に更年期世代の女性は、自律神経やホルモンバランスの影響を受けやすく、体と心の両方に不調を感じやすいものです。
今回は、そんな時におすすめのリラックス重視のポーズ 「シャシャーンカーサナ(ウサギのポーズ)」 をご紹介します。背骨をやさしく丸め、頭頂部を大地に近づけることで、脳を休めるような感覚が得られ、心の静けさを取り戻すサポートをしてくれます。
更年期世代に多い「休んでも回復しにくい疲れ」
40代以降になると、以前のように一晩眠れば元気になる…というわけにはいかないことが増えてきます。これは単なる加齢ではなく、自律神経の乱れやホルモンの変化が関わっている場合が多いです。
- 自律神経のバランスが崩れると、交感神経が優位なままになり、常に体が緊張状態に。
- 血流やリンパの流れが滞り、疲労物質が体に残りやすくなる。
- 脳も休まりにくく、寝ても浅い眠りになりがち。
こうした状態が続くと「休んでも休んだ気がしない」「朝から疲れている」という感覚につながります。
ヨガでリラックスのスイッチを入れる
そんなときに役立つのが、ゆったりした呼吸とともに行うヨガ。特に背骨や頭部を穏やかに刺激するポーズは、脳の緊張をほぐし、神経のバランスを整える助けになります。
シャシャーンカーサナ(ウサギのポーズ) は、背骨を丸めることで普段緊張しがちな背中や首まわりを解放し、頭頂部を床に近づけることで、まるで脳をクールダウンさせるような感覚を味わえるのが特徴です。
シャシャーンカーサナ(ウサギのポーズ)のやり方
- 正座の姿勢から両手を膝の横に置き、息を吐きながら上体を前に倒します。
- 額を床につけ、さらに頭頂部をやさしく床に近づけます。
- 両手を背中に回し、手を組んで天井方向へ伸ばすと、肩周りが広がりより効果的。
- 背中を丸めながら数呼吸キープし、首や背中の伸びを感じます。
※無理に頭を押し付ける必要はありません。心地よく背中が丸まる位置で行いましょう。

効果と注意点
✅ 背骨をリセットし、自律神経を整える
✅ 首・肩・背中のこわばりを和らげる
✅ 頭頂部を刺激することで心の緊張をほどきやすい
✅ 内臓をやさしく圧迫し、消化促進やデトックスにもつながる
⚠️ 首に強い痛みがある方や高血圧の方は無理せず控えましょう。
まとめ
更年期世代に多い「疲れが抜けない」「気持ちが休まらない」という状態は、頑張りすぎのサインかもしれません。そんなときこそ、シャシャーンカーサナのようなリラックス重視のポーズを取り入れてみましょう。
ヨガは特別なことではなく、毎日の生活に寄り添うセルフケア。短い時間でも続けることで、心と体が少しずつ軽くなっていきますよ。Radianceでは、ご自身の体調や状態に合わせたポーズを丁寧にお伝えしています。ぜひ一緒に、自分を整える時間をつくってみませんか?
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