その座り方、骨盤を立てて座れていますか?~「骨盤を立てるとしんどい」から分かる、これからの体づくり~

こんにちは。八尾河内山本のヨガ教室ラディアンスヨガです。

レッスンで床に座っていただいた時、

「骨盤を立てて座ってみましょう。」

とお伝えすることがあります。

すると、

「先生、この座り方しんどいです。」

と言われることがよくあります。

背中を丸めて座っている方が楽。

骨盤を立てようとすると、すぐ疲れる。

気づくと、また背中が丸くなっている。

そんな方は少なくありません。

でも私は、この「しんどい」という感覚も、とても大切な気づきだと思っています。

なぜなら、

普段、自分がどんな姿勢で座っているのかを知るきっかけになるからです。

今日は、ヨガの座り方だけではなく、

食事をしている時。

テレビを見ている時。

パソコンを使っている時。

電車に乗っている時。

そんな日常生活の「座る」から、自分の体を見てみましょう。


一日のうち、何時間座っていますか?

朝食を食べる。

車や電車で移動する。

仕事でパソコンを使う。

昼食を食べる。

家に帰ってテレビを見る。

スマートフォンを見る。

私たちは思っている以上に、長い時間座っています。

そこで一度、

今の自分の座り方を思い出してみてください。

椅子の背もたれに寄りかかっていませんか?

お尻が前へずれていませんか?

脚を組んでいませんか?

背中が丸くなっていませんか?

顔だけが前へ出ていませんか?

その姿勢が悪いから、

「今すぐ全部直しましょう」

という話ではありません。

大切なのは、

「私は普段、こうやって座っているんだ。」

と、まず知ることです。


「骨盤を立てる」って、どういうこと?

そもそも、

骨盤を立てる

と言われても、よく分かりませんよね。

「背筋を伸ばすこと?」

「胸を張ること?」

と思われる方もいらっしゃいます。

でも、

骨盤を立てる=腰を反る

ではありません。

骨盤を立てようとして、

胸をグッと張る。

腰を反る。

お腹を固める。

肩にも力が入る。

これでは、前回お話しした

「頑張って作っている良い姿勢」

になってしまいます。

骨盤は、上半身と下半身をつなぐ大切な場所です。

座っている時には、骨盤の下にある「坐骨」を感じてみるのも一つの方法です。

左右のお尻の下にある硬い骨を感じながら、

前にも後ろにも倒れすぎないところを探してみる。

その上に上半身が乗っていく。

無理に胸を張る必要はありません。


背中を丸めて座る方が「楽」なのはなぜ?

ここで、よくある疑問です。

「骨盤を立てるより、背中を丸めている方が楽なんです。」

そうなんですよね。

長年その姿勢で座っていれば、

その座り方が自分にとっての

「いつもの姿勢」

になっています。

また、骨盤を起こした姿勢を保つためには、

股関節周辺や体幹なども関わります。

体を支える筋肉をあまり使わない生活が続いていたり、

股関節が動きにくかったりすると、

骨盤を起こして座ることを「しんどい」と感じる場合があります。

だから、

「姿勢が悪いからダメ。」

ではなく、

「どうして、この座り方が私には楽なんだろう?」

と考えてみてほしいのです。


股関節が硬いと、骨盤を立てにくいこともあります

ヨガであぐらをした時に、

骨盤を立てようとしても、

どうしても背中が丸くなる方がいます。

そんな時、

「もっと背筋を伸ばして!」

と頑張っても、

なかなか楽にはなりません。

原因の一つとして考えられるのが、

股関節周辺の動きにくさです。

股関節や太ももの周辺が硬く、

座る姿勢で骨盤を起こしにくい場合、

そのまま無理に背筋だけを伸ばそうとすると、

腰や背中で頑張ることがあります。

Radianceでは、そんな時、

お尻の下にブランケットやヨガブロックを入れて、

少し座る位置を高くする

ことがあります。

すると、

「あ、さっきより楽です。」

と言われることがあります。

体に合わせて環境を変えることも、

立派な「自分で整える」です。


腸腰筋も「座る・立つ・歩く」に関わっています

ここで、40代・50代から知っておいてほしい筋肉の一つが、

腸腰筋(ちょうようきん)

です。

腸腰筋は体の深いところにあり、股関節を曲げて太ももを体へ近づける動きなどに関わります。

例えば、

歩く時に脚を前へ運ぶ。

階段を上る。

段差をまたぐ。

ズボンを履くために脚を持ち上げる。

こうした日常動作にも股関節を曲げる働きが必要です。

ただし、

「骨盤を立てられない=腸腰筋が弱い」

と一つの筋肉だけで決めることはできません。

股関節の動きやすさ。

体幹の働き。

座り方の習慣。

活動量。

さまざまなものが関係しています。

だからこそRadianceでは、

一つの筋肉だけを鍛えるのではなく、

体全体のつながり

を見ていきます。


「脚が上がりにくくなった」は、日常生活に関わること

年齢を重ねると、

以前より脚が上がりにくい。

階段がしんどい。

ちょっとした段差につまずきそうになる。

靴下やズボンを履く時に、片脚で立ちにくい。

そんな変化を感じることがあります。

だからこそ、

40代・50代のうちから、

股関節を動かし、

脚やお尻などの大きな筋肉を使い、

体幹で体を支える経験を積み重ねていくことが大切です。

これは、

「ヨガのポーズが上手になるため」

ではありません。

これからも自分の足で歩いて生活するため。

そのための体づくりです。


ずっと「良い姿勢」で座らなくても大丈夫

ここで一つ、

誤解してほしくないことがあります。

この記事を読んで、

「今日からずっと骨盤を立てて座らないと!」

とは思わないでください。

どんな姿勢でも、

長時間同じ姿勢を続ければ疲れてきます。

時には背もたれにもたれる。

脚を伸ばす。

立ち上がる。

歩く。

座り直す。

姿勢を変えることも大切です。

目指したいのは、

「正しい姿勢をずっと維持できる人」

ではなく、

自分の姿勢に気づき、自分で変えられる人。

私は、こちらの方が大切だと思っています。


「骨盤を立てよう」として、また頑張りすぎていませんか?

そしてもう一度、

前回の記事につながります。

骨盤を立てよう!

姿勢を良くしよう!

と思った瞬間、

腰を反る。

胸を張る。

お腹を固める。

肩を後ろへ引く。

奥歯を噛みしめる。

これでは、

また全身で頑張っています。

一度、呼吸してみましょう。

その姿勢で、自然に呼吸できますか?

もし苦しければ、

少し頑張りすぎているのかもしれません。

必要な筋肉で体を支えながら、

必要のないところの力は手放す。

第1話からお話ししている

「使う力」と「ゆるめる力」

の両方が、ここでも大切になってきます。


🌿日常生活でやってみましょう

今日、椅子に座った時に、

一度だけ確認してみてください。

まずは、

いつも通り座ります。

そして、

「今、私の骨盤はどんな位置にある?」

と考えてみます。

次に、

骨盤を少し後ろへ倒してみる。

背中が丸くなる感覚を感じます。

今度は、

骨盤を少し前へ動かしてみる。

腰が反っていく感覚を感じます。

そして、

その真ん中あたりを探してみる。

正解を探さなくて大丈夫です。

「骨盤って動くんだ。」

と感じられたら、それで十分です。

最後に、

肩は?

奥歯は?

お腹は?

呼吸は?

と確認してみましょう。

これだけでも、

普段何気なくしている「座る」という動作が、

自分の体を知る時間になります。


🌿ヨガは「日常生活のための練習」

Radianceで骨盤や股関節の使い方をお伝えするのは、

ヨガのポーズをきれいにすることだけが目的ではありません。

スタジオで、

「あ、私は骨盤を後ろへ倒して座る癖があるんだ。」

と気づく。

すると、

家でテレビを見ている時にも、

「あ、またこの座り方をしている。」

と気づけるようになります。

レッスンで股関節を動かす。

すると、

階段を上る時に、

「いつも膝だけで頑張っていたかもしれない。」

と気づくことがあります。

つまり、

ヨガで体を知り、その気づきを日常生活へ持ち帰る。

Radianceが目指しているのは、ここです。

週に1回だけ「良い姿勢」をするのではなく、

残りの日常生活の中でも、

少しずつ自分の体を感じられるようになる。

それが、

「自分の体は自分で面倒を見る」

ということにつながっていきます。


八尾市・河内山本で姿勢改善・不調改善を目指す方へ

八尾市・河内山本のヨガスタジオRadianceでは、

腰痛。

肩こり。

姿勢の崩れ。

股関節の動かしにくさ。

体の硬さ。

運動不足。

などをきっかけにヨガを始める40代・50代の女性もいらっしゃいます。

「体が硬いからヨガは無理。」

と思われる方もいますが、

硬いからこそ、

自分の体に合った座り方や動かし方を知ることが大切です。

Radianceでは、

ただ柔らかくするのではなく、

伸ばす・使う・支える。

そして、

自分で感じる・自分で気づく・自分で整える。

そんな体づくりを大切にしています。

※強い痛みやしびれ、急な筋力低下などがある場合は、ヨガだけで対処せず医療機関へご相談ください。


🌿未来のあなたへのメッセージ

「座る」なんて、

毎日当たり前にしていることです。

だからこそ、

そこに自分の体のクセが現れます。

今は、

背中を丸めて座る方が楽かもしれません。

骨盤を立てると、

しんどいかもしれません。

でも、

そこで自分を責める必要はありません。

まず、

「今の私の体はこうなんだ。」

と知る。

そこから少しずつ、

動かす。

使う。

支える。

そんな積み重ねが、

10年後、20年後の体につながっていきます。

立つ。

歩く。

階段を上る。

旅行へ行く。

友人と出かける。

大切な人と好きな場所へ行く。

そんな当たり前の毎日を、

できるだけ長く自分の体で楽しむために。

今日、椅子に座った時、

ほんの10秒だけ、

「私の骨盤、今どこにある?」

と自分に聞いてみてください。

その小さな気づきが、

未来の自分のための第一歩になるかもしれません。

そして今日も頑張ってくれた自分へ、

「今日もありがとう。」

と伝えてあげてください。


次回予告|第7話

家族のために頑張るあなた、体までずっと頑張らせていませんか?

~自分を大切にする時間は、大切な人との未来にもつながる~

仕事、家事、子育て、親のこと。

40代・50代は、自分以外のことに時間を使う場面がたくさんあります。

次回は体の使い方から少し離れて、

「自分を大切にする時間を持つこと」

について考えます。

「自分のために時間を使うのはもったいない」ではなく、

自分が元気でいることが、家族や友人との時間にもつながっていく。

Radianceがヨガを通して伝えたい大切なテーマです。

▼ 体験レッスン受付中 ▼

【場所】Radiance(八尾・河内山本)
八尾市山本町南1-4-9つばきビルV201号
【対象】40代以上の女性/ヨガ初心者・体の不調がある方もOK
【予約】公式LINEまたはHPから簡単予約できます⇒体験レッスンはこちら >