肩が上がっていること、自分で気づいていますか?~無意識の力みが「いつもの姿勢」になっているかもしれません~
こんにちは。八尾・河内山本のヨガスタジオRadianceです。
「肩こりがつらいんです。」
体験レッスンでも、普段のレッスンでも、とてもよく聞くお悩みです。
ところがレッスン中に、
「今、肩が上がっていますよ。」
とお伝えすると、
「えっ?本当ですか?」
と驚かれることがあります。
ご本人は、肩に力を入れているつもりはありません。
むしろ、
「これが普通」
だと思っています。
でも、ここに体を変えていく大切なヒントがあります。
肩をゆるめる前に、
まず、
「私は今、肩を上げているんだ。」
と自分で気づけるでしょうか?
力んでいる状態が「普通」になっていませんか?
例えば今、
このブログをスマートフォンで読んでいる方。
一度、そのままの姿勢で止まってみてください。
そして肩を感じてみましょう。
肩が耳の方向へ上がっていませんか?
首を前へ出していませんか?
スマートフォンを持つ手に必要以上の力が入っていませんか?
奥歯を噛み締めていませんか?
呼吸はどうでしょう。
「言われて初めて気づいた。」
という方もいるかもしれません。
それで大丈夫です。
むしろ、その
「気づいた」
が大切なのです。
肩こりがあるのに、肩の力みに気づかない?
肩こりが長く続いていると、
「肩が重い。」
「首がしんどい。」
という不快感には気づいていても、
その前に自分がどんな体の使い方をしているのか
までは分からないことがあります。
パソコンに集中している時。
料理をしている時。
車を運転している時。
スマートフォンを見ている時。
寒い時。
緊張している時。
無意識に肩をすくめていることがあります。
それを毎日繰り返していると、
肩が上がった状態そのものが、
自分にとっての「いつもの姿勢」になってしまうことがあります。
だから、
「肩の力を抜いてください。」
と言われても、
どこからが“力が抜けた状態”なのか分からない。
そんなことが起こります。
肩だけを揉めば解決するのでしょうか?
肩がつらいと、
「肩を揉んでもらおう。」
「肩を伸ばそう。」
と思いますよね。
もちろん、それで気持ちよく感じることもあります。
でもRadianceでは、
肩がつらいから肩だけを見る
という考え方はしていません。
例えば、
体幹で体を支えにくい。
骨盤が安定していない。
股関節周辺の筋肉がうまく使えていない。
背骨や胸郭が動きにくい。
そんな状態があると、
別の場所が必要以上に頑張って動きを補うことがあります。
その一つが、
肩や首かもしれません。
だから、
「肩が凝っている=肩だけに問題がある」
とは限らないのです。
「肩を下げて!」と頑張るのも違います
では、
肩が上がっていることに気づいたら、
力いっぱい肩を下げればいいのでしょうか。
これも違います。
「肩を下げなきゃ!」
と意識しすぎて、
今度は肩甲骨を無理に下へ引っ張る。
胸を張る。
腰を反る。
お腹を固める。
すると、
別の場所に新しい「力み」が生まれてしまうことがあります。
だから大切なのは、
正しい形を無理やり作ることではありません。
まず、
「肩が上がっている。」
と気づく。
そして、
「なぜ私はここを頑張らせているんだろう?」
と体全体を見ていくことです。
姿勢を良くしようとして、さらに力んでいませんか?
これは40代・50代の方に特に知っていただきたいことです。
「姿勢を良くしましょう。」
と言われると、
胸を張る。
肩を後ろへ引く。
お腹をギュッと固める。
腰を反る。
そんな姿勢を作る方がいらっしゃいます。
見た目には、
一瞬「姿勢が良くなった」ように見えるかもしれません。
でも、
その姿勢をずっと保つのはしんどいですよね。
良い姿勢は、
力いっぱい作り続ける姿勢ではありません。
必要なところで自分の体を支えながら、
必要のないところは頑張らなくてもいい。
Radianceでは、
そんな体の使い方を目指しています。
肩が頑張らなくてもいい体へ
ここで少し視点を変えてみましょう。
肩をゆるめることだけを考えるのではなく、
「肩が頑張らなくてもいい体を作る」
と考えたらどうでしょう。
足裏で床を感じる。
脚で支える。
股関節周辺の筋肉を使う。
骨盤を安定させる。
体幹を使う。
その上に背骨が積み上がり、
肩や首が必要以上に頑張らなくても体を保てる。
これが、
これからの記事でお話ししていきたい、
「使うべきところは使い、必要のない力は手放す」
という考え方です。
「筋肉を使う」と「体を固める」は違います
「じゃあ筋肉を使わない方がいいの?」
ということではありません。
むしろ50代以降は、
これからの体を支えるためにも筋肉を使うことが大切です。
特にRadianceの動くヨガでは、
股関節周辺のお尻や太ももなど、大きな筋肉をしっかり使うこと
を大切にしています。
でも、
脚を使う時に肩まで力む必要はありません。
お尻を使う時に奥歯まで噛み締める必要もありません。
必要な筋肉を使いながら、必要のない力は手放す。
これができるようになると、
体の使い方は少しずつ変わっていきます。
🌿レッスンでこんな気づきがあります
ヨガのポーズをしている時に、
「肩を一度、耳の方へ上げてみてください。」
とお伝えすることがあります。
一度あえて上げてもらって、
その後、
「では、ストンと力を抜いてみましょう。」
すると、
「こんなに力が入っていたんですね。」
と気づく方がいます。
面白いのは、
力を入れたことで、初めて“抜けた状態”が分かる
ことです。
これはヨガだからこそできる、
体の観察でもあります。
動くヨガでも「自分を見る」
Radianceの動くヨガでは、
股関節を中心にしっかり体を動かします。
でも、
ただ汗をかいて終わりではありません。
例えば立位のポーズでも、
「今、脚は使えている?」
「お尻は働いている?」
「肩まで頑張っていない?」
「呼吸できている?」
と自分を観察します。
つまり、
動きながら自分に気づく。
これがRadianceの動くヨガです。
リラックス系ヨガでは「今の自分」に戻る
一方、リラックス系のレッスンでは、
動きを少しゆっくりにして、
自分の心や体を感じる時間を大切にしています。
普段は家族のこと。
仕事のこと。
親のこと。
明日の予定。
頭の中が外のことでいっぱいになっている方も多いと思います。
ヨガの時間だけは、
「今日の私はどう?」
と自分に聞いてみる。
肩は?
呼吸は?
体は疲れている?
気持ちは焦っている?
そんな時間を持つことも、
自分を大切にすることだと思っています。
自分を大切にすることは「自分だけを優先すること」ではありません
「忙しくて、自分のことまで手が回らない。」
そんな方もいらっしゃいます。
それを、
「時間がないなんて言い訳。」
とは思いません。
40代・50代は、本当に忙しい年代です。
でも、
だからこそ考えてみてほしいのです。
あなたがこれからも元気でいることは、
誰のためでしょう?
もちろん、
自分のため。
でも、それだけではありません。
家族と旅行する。
友人と出かける。
大切な人と食事をする。
誰かが困った時には助け合う。
そうした時間をこれからも楽しむためにも、
自分自身の心と体を大切にしておくことが必要です。
自分のためにヨガへ行く1時間は、
家族を大切にしていない時間ではありません。
私はむしろ、
これからも大切な人と元気に過ごすための時間
だと思っています。
肩から分かる、心の「頑張り」
体と心を単純に結びつけることはできません。
でも、
忙しい時。
焦っている時。
緊張している時。
集中している時。
ふと体を見ると、
肩が上がっていたり、
あごに力が入っていたり、
呼吸が浅くなっていたりすることがあります。
だから、
肩の状態に気づくことが、
「私、今ちょっと頑張りすぎているかも。」
と自分の状態を知るきっかけになることもあります。
「肩を下げる」ことだけが目的ではありません。
肩を通して、自分自身に気づく。
それもヨガだと思っています。

🌿今日の気づき
今日一日、
肩を直そうとしなくて大丈夫です。
代わりに、
何度か自分に聞いてみてください。
体の気づき
「今、肩はどこにある?」
耳の近く?
自然に下がっている?
右と左は同じ?
そして、
肩だけではなく、
あご。
手。
お腹。
お尻。
足の指。
にも意識を向けてみましょう。
心の気づき
肩が上がっていることに気づいた時、
何をしていましたか?
急いでいた?
仕事に集中していた?
家事をしていた?
誰かのことを考えていた?
ただ気づくだけで大丈夫です。
考え方の気づき
「ちゃんとしなきゃ。」
「私がやらなきゃ。」
「もっと頑張らなきゃ。」
そんな言葉を、
今日何回自分に言ったでしょう。
体の力みに気づいたら、
心にも少し意識を向けてみてください。
🌿Radianceからのワンポイント
肩が力んでいると感じたら、
無理に下へ押さえつけるのではなく、
一度息を吐いてみてください。
そして、
足裏を感じます。
椅子に座っているなら、
お尻が座面に触れている感覚を感じてみましょう。
「肩をどうにかしよう」とする前に、自分の体がどこで支えられているかを感じる。
これだけでも、
体を見る視点が変わります。
Radianceが目指しているのは「自分で気づける体」
インストラクターが、
毎回、
「肩を下げて。」
「そこに力が入っています。」
と言い続ける。
それだけでは、
レッスンを離れた時に元に戻ってしまいます。
だからRadianceでは、
最初は私からお伝えします。
でも少しずつ、
「あ、また肩に力が入っている。」
と自分で分かるようになってほしい。
そして、
自分で調整できるようになってほしい。
教えてもらう
↓
自分で感じる
↓
自分のクセに気づく
↓
自分で整える
この流れを大切にしています。
ヨガは、
先生の動きを上手に真似するためだけの時間ではありません。
自分の体の取扱説明書を、自分で作っていく時間。
私はそう考えています。
体験レッスンのご案内
「肩こりが当たり前になっている。」
「いつも肩や首に力が入っている気がする。」
「姿勢を良くしようとすると疲れる。」
「自分の体の使い方がよく分からない。」
そんな40代・50代の方は、
一度、自分の体を観察する時間を作ってみませんか?
八尾・河内山本のヨガスタジオRadianceでは、
ただポーズを取るだけではなく、
一人ひとりの体の使い方やアライメントを見ながら、
自分で感じ、自分で気づき、自分で整えられる体
を目指しています。
🌿未来のあなたへのメッセージ
肩こりがあることよりも、
今日、
「私、肩に力を入れていたんだ。」
と気づけたこと。
それを大切にしてほしいと思います。
体は、
ずっとあなたと一緒にいます。
頑張っている時も、
疲れている時も、
楽しい時も。
だから、
時々、
「今日の私はどう?」
と自分に聞いてあげてください。
自分の体を大切にすることは、
自分だけを大切にすることではありません。
10年後、20年後も、
家族と出かける。
友人と旅行する。
やりたいことを楽しむ。
そのためにも、
まず自分自身が元気でいること。
そしてレッスンの最後には、
いつものように、
「普段頑張っているご自身にお礼を言って、レッスンを終わります。」
今日も頑張ってくれた自分へ。
「今日もありがとう。」
と伝えてあげてください。
次回予告
第3話
あご・手・お腹まで力んでいませんか?
~頑張っている時ほど現れる、体からの小さなサイン~
力みは、肩だけではありません。
ヨガをしている時に、
奥歯を噛み締める。
手を強く握る。
お腹をずっと固める。
足の指まで力ませる。
次回は、そんな**自分では気づきにくい「小さな力み」**を一緒に探していきます。

