頑張ることと、力むことは違います~必要な筋肉は使い、必要のない力は手放す~

こんにちは。八尾河内山本のヨガ教室ラディアンスヨガです。

レッスン中、

「もう少しお尻を使ってみましょう。」

「脚でしっかり床を踏んでみましょう。」

とお声をかけることがあります。

すると一生懸命やろうとして、

肩が上がる。

手をギュッと握る。

奥歯を噛み締める。

呼吸を止める。

そんなことがあります。

本人は、

「筋肉を使おう」

としているのですが、

気づけば体全体が頑張っている。

これは、レッスンでとてもよく見られることです。

でも、

筋肉を使うことと、体を力ませることは同じではありません。

今日のテーマは、

「必要なところは使い、必要のない力は手放す」

です。


「頑張る=力をたくさん入れる」になっていませんか?

私たちは何かを頑張ろうとすると、つい体にも力が入ります。

重いものを持つ時。

仕事に集中している時。

慣れないことをする時。

そしてヨガで、

「このポーズを頑張ろう。」

と思った時。

肩。

首。

あご。

手。

顔。

本来その動きにそれほど必要ではないところまで、一緒に頑張ってしまうことがあります。

だからレッスン中、

一生懸命ポーズを取っている方に、

「一度、肩の力を抜いてみましょう。」

とお声をかけることがあります。

すると、

「あ、本当だ。力が入っていました。」

と気づかれます。

問題なのは力が入ることではありません。

力が入っていることに、自分自身が気づいていないこと。

まずはそこに気づくことが大切です。


「力を抜く」と「何も使わない」は違います

ここで、

「では、ヨガでは力を抜けばいいんですね。」

と思うかもしれません。

そうではありません。

体を支えるためには、筋肉の働きが必要です。

立つ。

歩く。

片脚でバランスを取る。

階段を上る。

床から立ち上がる。

どれも筋肉を使っています。

ヨガのポーズも同じです。

だから目指したいのは、

全部の力を抜くことではありません。

必要な筋肉は使う。

でも、

必要のないところまで一緒に固めない。

私はこの感覚を、レッスンの中で身につけてもらいたいと思っています。


例えば「お尻を使う」と言われた時

例えば、

お尻の筋肉を使う動きをしているとします。

そこで、

「お尻を使ってください。」

と言われる。

すると、

お尻だけでなく、

前もも。

肩。

首。

手。

あご。

までギュッと力を入れてしまうことがあります。

でも本当に必要なのは、

目的となる筋肉を働かせながら、それ以外の場所は必要以上に頑張らせないこと。

これは簡単そうで、実際にやってみると意外と難しいものです。

だからヨガは、

ただポーズを取るだけではなく、

「私は今、どこを使っている?」

と自分の体を観察する練習にもなります。


呼吸は「力み」に気づくヒントになります

レッスン中、私がよく確認するものの一つが、

呼吸です。

難しいポーズになると、

いつの間にか息を止めてしまう方がいます。

そこで、

「呼吸できていますか?」

とお声をかけます。

すると、

「あ、止めていました。」

と気づく。

もちろん、呼吸だけですべての力みを判断できるわけではありません。

でも、

呼吸が止まるほど頑張っていないかな?

と自分の状態を確認する一つの目安にはなります。

ポーズを深くすることより、

まず呼吸ができるところまで戻ってみる。

それも、自分の体をコントロールする練習です。


アライメントが崩れると「余計な頑張り」が出ることもあります

ここでも大切になるのが、

アライメントです。

例えば立位のポーズで、

足。

膝。

股関節。

骨盤。

体幹。

それぞれの位置関係が自分にとって動きにくい状態になっていると、

体は別の場所を使って何とかポーズを保とうとすることがあります。

すると、

「脚のポーズなのに肩が疲れる。」

「お尻を使いたいのに前ももばかり疲れる。」

「股関節を動かしたいのに腰が頑張る。」

ということが起こります。

だから、

筋肉を使うこととアライメントは切り離せません。

どこを使うか。

どんな位置で使うか。

そして、

どこを休ませるか。

この3つを一緒に見ることが大切です。


「力を抜いて」と言われても抜けない理由

「肩の力を抜いてください。」

と言われても、

「抜いているつもりなんですけど……。」

ということがあります。

それは決して珍しいことではありません。

長年その状態で体を使っていると、

力が入っている状態が、自分にとっての普通

になっているからです。

例えば、いつも肩が少し上がっている方にとっては、

その位置が「いつもの肩」です。

だから自分一人では、

どこまでが必要な力で、

どこからが余計な力なのか、

分かりにくいことがあります。


だからインストラクターの目が必要になります

ここにも、スタジオでヨガをする意味があります。

YouTubeを見ながら、

画面と同じポーズができた。

でも、

肩に力が入っているか。

膝の位置はどうか。

骨盤がどちらかへ逃げていないか。

本来使いたい筋肉が働いているか。

呼吸を止めていないか。

画面からは、あなたの体を確認してもらえません。

インストラクターは、

ポーズができているかどうかだけではなく、

「そのポーズを、どのようにしているか」

を見ています。

そして、

「今、肩まで頑張っていますよ。」

「そこはもう少し力を抜いて大丈夫です。」

「この位置にすると、お尻を感じませんか?」

とお伝えします。

そこで初めて、

「これが力んでいた状態なんだ。」

と分かることがあります。


最終的には「自分で気づける体」へ

でもRadianceの目標は、

ずっとインストラクターから、

「肩の力を抜いて。」

「ここを使って。」

と言われ続けることではありません。

最初は教えてもらう。

そして自分で感じる。

次に同じ動きをした時、

「あ、また肩が上がっている。」

と自分で気づく。

さらに、

「一度息を吐いて、肩をゆるめよう。」

と自分で調整する。

教えてもらう

感じる

気づく

自分で調整する

この繰り返しによって、

自分の体を自分で扱えるようになっていく。

これがRadianceで大切にしている、

「自分で感じ、自分で気づき、自分で整える」

ということです。


🌿レッスンでこんなことがあります

バランスポーズなどをしている時、

一生懸命になるほど、

手の指までギュッと力を入れている方がいます。

そこで、

「手の指、少し楽にできますか?」

とお声をかけます。

すると、

ふっと手がゆるむ。

肩も少し下がる。

そして呼吸も戻ってくる。

面白いのは、

手の力を抜いても、ポーズはできている

ということです。

そこで、

「こんなに力を入れなくてもよかったんですね。」

と気づかれます。

この経験は、

日常生活にもつながります。


日常生活でも「必要以上に頑張っている」かもしれません

パソコンをしている時、

肩が上がっていませんか?

スマートフォンを持つ手を、

必要以上に強く握っていませんか?

料理をしている時、

肩やあごまで力んでいませんか?

車を運転する時、

ハンドルをギュッと握っていませんか?

私たちは、

必要なことをしているだけなのに、

体まで必要以上に頑張らせている

ことがあります。

ヨガで、

「力んでいる自分」に気づけるようになると、

日常でも、

「あ、また肩が上がっている。」

と気づく瞬間が増えてきます。

これもヨガを日常生活に生かすということだと思います。


体の力みから、心の頑張りに気づくこともあります

体を観察していると、

心の状態に気づくこともあります。

忙しい日。

焦っている日。

心配事がある日。

「ちゃんとしなければ。」

「もっと頑張らなければ。」

と思っている日。

そんな日は、

いつも以上に肩やあごに力が入っているかもしれません。

だから、

肩の力みに気づいた時、

すぐに、

「力を抜かなきゃ。」

と考えるのではなく、

一度、

「私、今日は頑張っているんだな。」

と自分を見てみる。

これも、自分とつながる時間です。


🌿今日の気づき

今日は、

「力を入れる→手放す」

を体で感じてみましょう。

体の気づき

両手を軽く握ります。

次に、

思い切りギュッと握ってみてください。

3秒ほどしたら、

ふっと力を抜きます。

その時、

手だけでなく、

肩。

首。

あご。

呼吸。

はどうなっていたでしょう?

手を握っただけなのに、

他の場所まで力が入っていませんでしたか?

※痛みがある場合は無理に行わないでください。

心の気づき

「頑張らないと。」

と思った時、

体まで一緒に頑張っていませんか?

今日は一度、

「今、私はどこに力を入れている?」

と問いかけてみてください。

考え方の気づき

力を抜くことは、

頑張らないことではありません。

必要なことには力を使う。

必要のないところは休ませる。

それも、

自分の体を上手に使う力です。


🌿Radianceからのワンポイント

今日一日、

「あご・肩・手」

の3か所をチェックしてみてください。

仕事中。

家事中。

スマートフォンを見ている時。

信号待ち。

ふとした時に、

「あごは?」

「肩は?」

「手は?」

と確認します。

力が入っていても、

「また力んでる!」

と自分を責めなくて大丈夫です。

「気づいた。」

それだけで十分。

気づいたら、

一度息を吐いて、

必要のない力だけを手放してみましょう。


「自重で筋肉を使う」からこそ、体の使い方が大切

Radianceでは、

自分の体重を使って筋肉を働かせることを大切にしています。

特別な重い器具がなくても、

自分の体を支えるだけで、

筋肉を使うことができます。

でも、

ただ頑張ればいいわけではありません。

アライメントを確認し、

必要な筋肉を使い、

必要のない力は手放す。

自分の体を自分で支えられる力を育てる。

それが、

20年後も自分の足で歩く体づくりにつながっていくと考えています。


Radianceが大切にしていること

八尾市・河内山本のヨガスタジオRadianceでは、

柔らかくなることだけを目的にしていません。

筋肉を使う。

アライメントを知る。

呼吸を感じる。

余計な力みに気づく。

そして、

少しずつ自分で調整できるようになる。

柔軟性・筋力・アライメントのバランスを見ながら、

「頑張れる体」だけではなく、「必要な時に力を抜ける体」

も育てていきたいと思っています。


体験レッスンのご案内

「ヨガをすると肩が疲れる。」

「力を抜いてと言われても、よく分からない。」

「運動すると全身に力が入ってしまう。」

「YouTubeで運動しているけれど、正しく筋肉を使えているか分からない。」

そんな方は、一度ご自身の体の使い方を一緒に見てみませんか?

八尾市・河内山本のヨガ教室Radianceでは、

少人数制だからこそ、

一人ひとりのアライメントや筋肉の使い方を見ながら、

どこを使い、どこをゆるめるのか

を体で感じていただくレッスンを大切にしています。

インストラクターにずっと直してもらうのではなく、

最終的には、

自分自身で気づける体へ。

その感覚を一緒に育てていきましょう。


🌿未来のあなたへのメッセージ

私たちは、

頑張ることをたくさん覚えてきました。

仕事を頑張る。

家事を頑張る。

家族のことを頑張る。

そして体を動かす時まで、

「もっと頑張らなければ。」

と思ってしまいます。

でも、

20年後も元気に動くために必要なのは、

ずっと力を入れ続けることではありません。

必要な時に力を使えること。
そして、必要のない時には力を手放せること。

その両方が大切です。

私はいつも、

「20年前の過ごし方が今の自分。今日の過ごし方が20年後の自分。」

とお伝えしています。

今日、

肩の力みに一度気づけた。

呼吸を止めていることに気づけた。

手を握り締めていることに気づけた。

それも、

未来の体を大切にする小さな一歩です。

そしてレッスンの最後には、

「普段頑張っているご自身にお礼を言って、レッスンを終わります。」

今日も頑張った自分に、

「もっと頑張って。」

ではなく、

「今日もありがとう。」

と伝えてみてください。

力を使うことと、

力を手放すこと。

どちらもできる体を、

これから一緒に育てていきましょう。


次回予告

第10話

その肩こり、本当に肩だけの問題でしょうか?

~体は全部つながっている。症状のある場所だけを見ない体づくり~

肩が凝るから肩を揉む。

腰がつらいから腰を伸ばす。

それで一時的に楽になっても、また同じ不調を繰り返していませんか?

次回は、

股関節・骨盤・背骨など全身の動きと肩こりの関係

を考えます。

実際にRadianceの受講生からいただいた、

「股関節を動かしたら肩こりが減った」

という声も交えながら、

なぜ症状が出ている場所だけを見ないことが大切なのかをお話しします。

▼ 体験レッスン受付中 ▼

【場所】Radiance(八尾・河内山本)
八尾市山本町南1-4-9つばきビルV201号
【対象】40代以上の女性/ヨガ初心者・体の不調がある方もOK
【予約】公式LINEまたはHPから簡単予約できます⇒体験レッスンはこちら >