「力を抜いて」と言われても、力を抜けないのはなぜ?~まず必要なのは「ゆるめること」ではなく、力んでいる自分に気づくこと~
こんにちは。八尾河内山本のヨガ教室ラディアンスヨガです。
レッスン中、私がよくお伝えする言葉があります。
「肩の力を抜いてみましょう。」
すると、
「あ、また肩に力が入っていました。」
と気づかれる方がたくさんいらっしゃいます。
肩だけではありません。
あご。
手。
お腹。
お尻。
足の指。
そして、呼吸まで。
本人は普通に動いているつもりなのに、体のいろいろなところが一緒に頑張っています。
そこで私が感じるのが、
「力を抜くためには、まず自分が力んでいることに気づかなければならない」
ということです。
今月は、この「無意識の力み」について一緒に考えていきたいと思います。
「力を抜いて」と言われても抜けない理由
例えば、
肩に力が入っている人に、
「肩の力を抜いてください。」
とお伝えします。
ところが、
「え?私、力を入れていましたか?」
と言われることがあります。
これは決して珍しいことではありません。
毎日同じように体を使っていると、
その状態が自分にとっての**「普通」**になるからです。
肩を上げてパソコンをする。
スマートフォンを見る時に首を前へ出す。
料理をする時に片脚に体重を乗せる。
緊張すると歯を食いしばる。
立っている時にお尻をギュッと固める。
それを何年も繰り返していると、
本人にとっては、
「力んでいる状態=いつもの自分」
になってしまうことがあります。
頑張ることと、力むことは違います
ここで一つ大切なのは、
「力を入れることが悪いわけではない」
ということです。
私たちは筋肉を使わなければ、
立つことも、
歩くことも、
階段を上ることもできません。
これから50代、60代、70代と元気に動き続けるためには、筋肉を使うことはとても大切です。
WHOでも、成人には有酸素運動に加えて、大きな筋肉群を使う筋力強化活動を週2日以上行うことが推奨されています。
だからRadianceでも、
筋肉を使うことをとても大切にしています。
ただし、
必要な筋肉を使うことと、
体中を固めて頑張ることは違います。
例えば脚の筋肉を使いたいポーズなのに、
肩まで上がっている。
手を強く握っている。
あごを噛み締めている。
息まで止めている。
これは、
必要以上に全身で頑張っている状態
かもしれません。
力を抜けないのは「力が強すぎる」からだけではありません
ここが今月、特にお伝えしたいところです。
「力んでいるなら、とにかくゆるめればいい。」
とは限りません。
例えば、
骨盤や股関節周辺、体幹など、
本来、自分の体を支えてほしいところが十分に働いていないと、別の場所が代わりに頑張ることがあります。
体幹で支えにくいから、
肩や首まで固める。
股関節周辺で支えにくいから、
腰で頑張る。
脚で安定しにくいから、
足の指で床をつかむように力む。
つまり、
頑張りすぎているところをゆるめるだけではなく、必要なところを使えるようにすることも大切
なのです。
Radianceで、
「ゆるめること」と「筋肉を使うこと」の両方を大切にしている理由がここにあります。
「姿勢を良くしよう」と頑張っていませんか?
これもレッスンでよく見かけます。
「姿勢を良くしてみましょう。」
と言うと、
胸をグッと張る。
肩を後ろへ引く。
お腹を固める。
そして、
腰を反る。
本人は、
「良い姿勢をしている」
つもりです。
でも、その姿勢を数分続けると、
「先生、腰がしんどいです。」
となることがあります。
良い姿勢は、
ずっと力を入れて作る姿勢ではありません。
股関節周辺や体幹など必要なところで体を支えながら、
必要のない力は手放せる。
そんな体の使い方を少しずつ覚えていくことが大切です。
この「姿勢と力み」については、今月の記事でさらに詳しくお話しします。
🌿レッスンでこんな気づきがあります
ヨガのポーズをしている時、
私は時々、
「今、手にどれくらい力が入っていますか?」
「奥歯を噛み締めていませんか?」
「肩はどうですか?」
と声をかけます。
すると、
「あ、本当だ。」
と手をゆるめたり、
肩をストンと下ろしたりする方がいます。
私は、この瞬間がとても大切だと思っています。
先生に、
「そこは間違っています。」
と直されたのではありません。
自分で気づいたから、自分で変えることができた。
これがRadianceで大切にしているヨガです。

ヨガは「自分の体を観察する時間」
日常生活では、
自分の体をじっくり感じる時間は意外とありません。
朝起きて、
朝食を作る。
家族の準備をする。
仕事へ行く。
買い物をする。
夕食を作る。
家のことをする。
気づけば一日が終わっている。
そんな方も多いと思います。
だから、
「肩に力が入っている。」
「今日は呼吸が浅い。」
「右の股関節が動きにくい。」
「なんとなく今日は疲れている。」
そんな自分の状態に気づかないまま、一日が過ぎていくことがあります。
ヨガの時間は、
ただ運動する時間だけではありません。
外に向いていた意識を、自分に戻す時間
でもあります。
「時間がない」自分を責めなくていい
「自分のために運動した方がいいのは分かっています。」
「でも時間がなくて……。」
そんなお話もよく聞きます。
仕事。
家事。
子育て。
親のこと。
家族の予定。
40代・50代は、本当にいろいろな役割を持っている年代です。
だから、
「時間がないなんて言い訳です」
とは私は思いません。
本当に忙しいのだと思います。
でも、
一つだけ考えてみてほしいことがあります。
あなた自身を大切にする時間は、本当に後回しでいいでしょうか?
自分を大切にすることは、家族を大切にすることにもつながる
自分のために1時間使う。
ヨガへ行く。
体を動かす。
呼吸する。
自分の心と体に向き合う。
これは、
家族を放って自分だけを優先することではありません。
自分の体が元気だから、
家族と出かけられる。
友達と旅行へ行ける。
誰かが困った時に力になれる。
そして、
自分自身も人生を楽しめる。
だから私は、
自分を大切にすることは、大切な人をこれからも大切にしていくための準備でもある
と思っています。
Radianceには「動く時間」と「ゆるめる時間」があります
Radianceでは、
しっかり動くヨガと、
リラックス系のヨガの両方を行っています。
動くヨガでは、
特に股関節を大切にしています。
股関節周辺には、お尻や太ももなど大きな筋肉があります。
自分の体重を使いながら、
股関節を動かす。
脚を使う。
お尻を使う。
体幹を使う。
10年後、20年後も動ける体をつくるための時間
です。
一方、
リラックス系のレッスンでは、
「今日の私の体はどう?」
「どこが強張っている?」
「呼吸はどう?」
と、
自分の心と体に向き合う時間
を大切にしています。
どちらか一方ではありません。
「使う」と「ゆるめる」の両方が必要
ずっと頑張る。
ずっと力を入れる。
それでは体は疲れてしまいます。
でも、
ずっとゆるめているだけでも、
これからの体を支える力は育ちません。
だから、
使う時には使う。
休ませる時には休ませる。
そして、
その違いを自分で感じられるようになる。
これは体だけではなく、日々の過ごし方にも似ているように思います。
頑張る時間。
休む時間。
人のために使う時間。
自分のために使う時間。
どちらも必要です。
呼吸にも気づいてみましょう
力んでいる時、
呼吸まで止めてしまうことがあります。
難しいポーズをしている時、
一生懸命家事をしている時、
パソコンに集中している時。
ふと気づいたら、
呼吸が浅くなっていた。
そんな経験はありませんか?
運動・呼吸・休息・ストレスなどは、私たちの心身の状態と関係しています。
だからRadianceでは、
筋肉だけを見ているわけではありません。
体を動かすことと、呼吸を感じること。
筋肉を使うことと、ゆるめること。
その両方を大切にしています。
「このポーズをすれば自律神経が整う」という単純なものではありません。
自分が今どんな状態なのかに気づき、
動いたり、ゆるめたり、呼吸したりする。
そんな時間を持つことも、心身を整える習慣の一つだと考えています。
🌿今日の気づき
今、一度だけ自分の体を観察してみてください。
何も直さなくて大丈夫です。
体の気づき
肩は上がっていませんか?
あごに力が入っていませんか?
手を握っていませんか?
お腹をずっと固めていませんか?
お尻に力が入っていませんか?
まずは、
「あ、力が入っていた。」
と気づくだけで十分です。
心の気づき
今日一日、
「早くしなきゃ。」
「ちゃんとしなきゃ。」
「私がやらなきゃ。」
と、ずっと頑張っていませんでしたか?
考え方の気づき
休むことや、
自分のために時間を使うことに、
罪悪感を持っていませんか?
自分を大切にすることも、
これからの人生に必要なことです。
🌿Radianceからのワンポイント
今日は、
「肩を下げよう」
と頑張らないでください。
代わりに、
一日に何度か、
「今、私の肩はどうなっている?」
と聞いてみてください。
上がっていたら、
「あ、上がっていた。」
それだけでOKです。
気づく回数が増えてくると、
少しずつ、
自分で力を手放せる瞬間が増えてきます。
直す前に、気づく。
これが最初の一歩です。
Radianceが大切にしていること
八尾・河内山本のヨガスタジオRadianceでは、
「もっと頑張って!」
だけのレッスンは目指していません。
筋肉を使う。
股関節を動かす。
自分の体を支える。
でも同時に、
余計な力に気づく。
呼吸を感じる。
疲れている自分にも気づく。
そして、
必要なら休む。
自分で感じ、
自分で気づき、
自分で整える。
その力を身につけることを大切にしています。
目標は、
ヨガが上手になることではありません。
10年後、20年後も、
自分の足で歩いて、
自分のやりたいことを選び、
大切な家族や友人との時間を楽しめること。
そのために、
今日の自分の心と体を大切にする。
それがRadianceのヨガです。
体験レッスンのご案内
「肩や首がいつも力んでいる。」
「力を抜いてと言われても分からない。」
「最近、体がずっと疲れている。」
「50代になって体力の低下が気になる。」
「運動したいけれど、何から始めればいいか分からない。」
そんな方は、
一度、自分の体を感じる時間を作ってみませんか?
Radianceでは、
動くヨガとリラックス系ヨガ、
それぞれの目的を大切にしています。
今の自分には、
「使う」が必要なのか。
「ゆるめる」が必要なのか。
まずは自分の体を知るところから始めましょう。
🌿未来のあなたへのメッセージ
毎日頑張っている人ほど、
自分が頑張っていることに気づかなくなることがあります。
そして、
体まで一緒に頑張らせてしまう。
でも、
これから20年、30年と一緒に生きていく体です。
使う時には、
しっかり使う。
休ませる時には、
きちんと休ませる。
そして、
今の自分がどうなっているのか、
自分自身が分かってあげる。
それも、
自分を大切にすることだと思います。
自分を大切にすることは、
決して自分だけのためではありません。
元気でいることで、
大切な人と出かけられる。
笑える。
旅行できる。
困った時には支え合える。
だから、
自分のための時間も、
大切にしてください。
そしてレッスンの最後には、
いつものように、
「普段頑張っているご自身にお礼を言って、レッスンを終わります。」
今日も一日頑張ってくれた自分へ。
「今日もありがとう。」
と伝えてあげてください。
次回予告
第2話
肩が上がっていること、自分で気づいていますか?
~無意識の力みが「いつもの姿勢」になっているかもしれません~
肩こりがある。
首が重い。
でも、
自分が一日中肩を上げていることには気づいていない。
次回は、
「力んでいる体が普通になってしまう」
とはどういうことなのか。
肩・首だけを見るのではなく、
姿勢や呼吸、そして体を支える筋肉との関係から考えていきます。
▼ 体験レッスン受付中 ▼
【場所】Radiance(八尾・河内山本)
八尾市山本町南1-4-9つばきビルV201号
【対象】40代以上の女性/ヨガ初心者・体の不調がある方もOK
【予約】公式LINEまたはHPから簡単予約できます⇒体験レッスンはこちら >

